ホームページ制作とWordPress

ホームページを制作する際に、更新システムを入れるか入れないか、という話はよくあります。
ホームページに更新システムを入れるメリットについては、以前に書きましたが、今回は更新システムを入れるの中でも特に有名なWordpressについてまとめます。

WordPressとは

更新システムの中でも特に有名なのはWordpressです。Wordpressは世界で最も使われている更新システムでCMS全体6割を占めているとも言われています(2022年2月現在)。

実際ホームページ制作会社でもリニューアルをしたいというお客様の中には、Wordpressを既に導入していたり、これからWordpressで制作してほしいという声もあり、よく使われていることを実感します。

WordPressのメリット

ではなぜここまで多く使われているのでしょうか。
簡単にいえば、ホームページの制作が簡単にでき、様々な機能追加によって、個人用から企業用まで幅広くカスタマイズできるからです。

WordPressはブログ機能がついているので、初心者でもホームページを作ることができ、個人で運営することもできます。そしてプラグインという拡張機能を使って機能を追加することができるので、ある程度の規模のコーポレートサイトまで制作可能ということです。

そしてオープンソースで作られており、誰でも無料で使えるという点も大きなメリットです。世界で使われている更新システムのため、利用者だけではなく編集者もたくさんいます。常に新しい機能の開発や修正などが行われており、最新の情報が行き来しています。

その反面、Wordpressのデメリットもあります。

WordPressのデメリット

多くの人が利用している更新システムだからこそ、デメリットも存在します。
例えばセキュリティについてです。特に企業のホームページでWordpressを使うのであれば、セキュリティ対策についても考えておくべきです。

世界中で多くの人が利用していることからハッキングされやすいという点があり、突然ホームページが見れなくなったということもあり得ます。そうなったときに、しっかりと対策をしていれば、すぐに復旧することもできます。
具体的には、バックアップを定期的にとっておく、サーバーのセキュリティ設定の見直し、Wordpressの管理画面のURLやパスワードを定期的に変える、プラグインを使ってセキュリティを常に強化しておく、などがあります。

他にはどんな更新システムがあるか

更新システムと聞いて、まず思い浮かべるのはWordpressという人は多いと思いますが最近では様々な更新システムが登場しています。
例えば、Shopify、Makeshop、EC-CUBEなどは、ECサイトを制作する際のCMSとして有名です。
またWordpressの他にも無料でホームページを制作できるWixなどもあります。(有料プランもあり)

まとめ

ホームページを制作するときに、ただ多くの人が使っているからという理由でWordpressを選ぶと、思った通りのホームページが完成せずに失敗することもあります。
更新システムにはたくさんの種類と機能があるので、ホームページでどういったコンテンツを更新したいか、何を実現したいか、制作期間や予算など様々なことを総合的に考えて、更新システムを決めるようにしましょう。